『LOVEザーメン 相沢まみ』

私は17歳の時からAVを見始めて、鑑賞歴は11年になります。その頃から「AV日記」というものを付けていまして、観たビデオのタイトルと感想(&その時あった個人的な出来事)をつらつらと、誰に見せるわけでもなく書いていました。
今回はそれを引っ張り出してパッと適当に開いたページに書いてあった
『LOVEザーメン 相沢まみ』(DEEP’S)の感想を、そのまま載せてみます。


注:この作品はいわゆる「ぶっかけもの」です。



2001年7月17日(火)
火曜日はAV3本借りるとレンタル1本無料券がもらえるのでうれしい。
相沢まみ。ルックスは宇多田ヒカル入っててニコニコと「チョー○○」と、やたら「チョー」を連発するコギャルっぽいフレンドリーなしゃべり方に、始めはなんだかなぁーな印象だった。
「初体験の時からのトラウマだったザーメンを克服したい!」と意気込むとこなんかも、いかにもAVギャルって感じでうそ臭くもあり。でも、見ていくうちにそんな偏見が消えてしまった。
やっとのことでグラスに溜まった精子を飲み込んで嬉しさのあまり涙ぐむ彼女が言った一言がすばらしい。


「このビデオに出なかったら一生精子なんて飲めなかったじゃん」


人にとっての重大なこととか人生のターニングポイントなんてものは本当にひとそれぞれで、他人がとやかく言うものじゃないんだなと。本人次第で、考え方次第でザーメンだって重大な、大きな一歩になったりするんだと。
(そんな大げさな・・・たかがザーメンで・・・)という周りのスタッフの反応が見える気がするんだけど、私もそう思うんだけど、
でも「大好きなひとの精子飲んであげたいじゃん」と、ハンカチで涙を拭きながら言った彼女の「恋する女の子」みたいな純粋さに、なんだかすごくきれいなものを見たような気がした。
これはバカにできない。不覚にも感動した。




・・・と、こんな感じで書き連ねた日記がノート30冊ほど。 人にとって女の子にとって大事な時期をAVと共に過ごしてました。
暗い青春、だったのだろうか?