『素人コギャルズ MANIAX2」

私の家の近所のレンタルビデオ店。木曜日はレディースdayで全作100円引きなのですが、たまに割引忘れされることがあります。
そしらぬ顔で『妄想エロレディ』とか『まさか叔母ちゃんに筆おろしされるとは・・・』なんてタイトルのビデオをレジに持っていく私は、もはやレディとは見なされないのでしょうか?
羞恥心なら実は人一倍あるのですがねえ・・・



そんな前フリとは関係なく、今回は2000年9月に記した私のAV日記からです。



『素人コギャルズ MANIAX2』(V&Rプランニング)
「僕の恋愛がテーマ」だと、監督の竹本シンゴは言っていたけど、恋愛、なのかなあ、あれって・・・。
彼女のことを本当に好きなのかとか、思い入れみたいなものがまったく見えない。他人の恋愛撮るのと同じスタンスで自分の恋愛を撮ってる。
出会った瞬間に相手との別れを想定して哀しんでるような退廃的なコギャル・安西ゆなに交際を申し込み、付き合って、別れるまで。


「やさし過ぎてウザい」と言われる竹本シンゴがやるせない。
「また失敗しちゃった・・・」と呟く安西ゆながやるせない。


「人との付き合いはもう疲れた。だって別れる時辛いから。だから海が好き。彼氏と海なら海の方がいい」
現代の若者の虚無感、無常観、みたいなものを象徴したギャルではある。
人と長続きしない。深く付き合えない。セックスだけは何度もしているのに、相手の何にも触れていない。
そんな今の刹那的な人間関係がバッチリ描かれている。
なんかむしょうにやるせなかった。




これを観た後なんだかちょっと落ち込んだのですが、それにしても竹本シンゴ氏はあんなにイケメン(チャンドンゴン似)なのに、何故幸せになれないのでしょう・・・
業というやつでしょうかね?