『二十歳の出会い』

19歳でハマジムに入社したハタチのAV監督・CODOMO柳沢氏の初監督作品です。


『二十歳の出会い』
こちらにてサンプルが見れます→ http://www.pornograph.tv/main/index.html


ギャルとのハメ撮り2本立てという、6作品中一番ストレートでオーソドックスな内容なのですが、初監督作とは思えないほどこなれていることにまず驚かされます。
今の若い人って誰でもこれくらい出来ちゃうのかと思うほど、音楽の使い方も編集も、なんだかそつなく余裕で上手い。初めて出会った女の子とホテルへ行ってセックスが始まるまでの期待感と高揚感を、音楽と早回し編集で表現しちゃうような、ハタチならではの勢いとテンポとリズム感ある編集も素晴らしいし、他監督とは少し劣る画質の粗さとかが目に付くものの、それら全てから「若さ」ってやつが溢れ出していて、モチロン精液の量や飛びっぷりもハンパないのです。


特筆すべきはですね、1人目のギャル(日サロ焼けした、風俗経験のあるハタチの娘)とラブホに入って、撮影の照れかなかなかことを始められない柳沢監督が、ソファーに座ってキスしながらギャルの体を愛撫し始めると、チンコが見る見るうちにムクムクと勃起していくところ。
初対面の緊張と興奮、そしてなによりヤリてぇー感が伝わって来る秀逸な名シーンですよ。これはなんか、ブリーフ越しに勃起していくペニスの描写にこだわったかつての豊田薫氏へのアンチなんじゃないでしょうか。(ってそんなはずはないですが・・・)


2人目のギャル(こちらも風俗経験ありな22歳)は結構可愛くて、柳沢監督もノってきてるのが伝わってくるのですが、このギャル、眉毛は極薄なんですが、えーと、その、マン毛が結構濃いのですね。でも決してそこにはツッコまず、柳沢監督は多分感心もなく「肌きれいだから、おまんこもきれいだね」と彼女のおまんこの美しさを褒めるんです。
そんなところにも若さを感じますね。
クリトリスをおちんちんに擦り付けるのが好きな素股好きで騎乗位の上手い予想外にスケベな彼女とのかなりホットなセックスで、またもやすんごい精液の飛びっぷりを見せる柳沢監督。


もうなんか「憎いなぁハタチめ」って感じなんですけど、女の子との別れ際に「お疲れさまです」って言っちゃったりする所とか、最後のテロップ、そしてタクシーの運転手さんと交わす会話に、余裕でAVをこなしているように見えた若い彼なりの「何か」が見えたりして、思わず胸を掴まれました。これからの彼を応援したくなりました。


でも、柳沢監督にはギャルとばっかじゃなくて、年上のエロエロお姉さまやディープな人妻さんとかとも一戦交えてみて欲しいなあと思いましたね。